新人研修でも中間管理職の研修でも、社員研修では社会人としての自分を見つめ直す良い機会になります。
新人研修の場合は、社会人になったけじめを実感する場として、多少厳しい訓練も行うかもしれません。例えば会社の教訓を暗唱するといった研修内容は、それを行うことで会社の一員であることを認識する目的もあります。会社によっては、覚えるまでやり直しをさせられる所もあるでしょう。それも、中途半端な気持ちでは社会人としてやっていけないことを意味しているのです。
中間管理職の場合でも、部下に対する接し方や指導方法などを学ぶことで、上司としての責任を改めて自覚することができます。
研修は、社員に社会人としての責任感を持たせるという効果もあるのではないでしょうか。
いざ仕事が始まると、忙しくてゆっくり会社の人と話す機会が持てないこともありますよね。部署が違う人とは、顔を合わせる機会さえほとんどない場合もあるでしょう。上司といろいろ話したくても話せないまま、日々が過ぎていくケースも多いようです。
社員研修は、会社のみんながコミュニケーションを取れる機会を作るとこともひとつの目的です。普段の職場では話せない人とコミュニケーションを取ることで、いろいろな考え方に触れて勉強になることもあるでしょう。良きアドバイスをもらえたり励まし合ったりして、互いを高め合える場にもなるはずです。新入社員の場合は、これから共に頑張る良きライバルと出会えるかもしれませんね。
研修でのふれあいを大切にしたいものですね。